Windows2000のファイルシステム
Modified: 20 Dec 1999
NTFS 5.0 という新しいファイルシステムになりました。より、セキュリティが強化されたようです。
NTFS5.0になった
ダイナミックディスクの概念の導入 (20 Dec 1999)
FAT32がサポートされた
UDFがサポートされた
デフラグが使えるようになった
ディスククオータが設定できるようになった
SFP(System File Protection)がサポートされた (20 Dec 1999)
その他
NTFSが5.0にバージョンアップされたので、ディレクトリまたはファイル単位で、暗号化の設定ができるようになりました。自分のプライベートなファイルを暗号化しておけば、自分のPCを安心して人に貸すことができます。
WindowsNTからインストールするとNTFSが自動的にバージョンアップされます。WindowsNTで、ServicePack4以降のパッチを充てていない場合、Windows2000をインストールしたあと読めなくなりますので注意が必要です。
物理的なHDDやパーティションとかは無関係にディスクを構成できるようになりました。
ただし、無条件ではなくて、従来どおり、HDD毎、パーティション毎にドライブ名を付加して使うこともできますので、用途に応じて使い分けができます。
ミラー化とか、いわゆるRAIDという構成をとる場合、ダイナミックディスクでないければなりません。RAID機能は、ワークステーションでは使えませんでしたが、Windows2000では、Profissonal版でもサポートされます。
たとえば、以下のことができます。
少ない容量のHDDをまとめて、1つの大容量のHDDみたいに使えます。
昔、買った少容量のHDDを復活させることができそうです。
HDD全部を一つのHDDとみなし、HDDは、Cドライブのみという運用ができます。
LinuxなどのUNIXのファイルシステムでは、無条件にこの方式で管理されています。
Windows2000では、電源をいれたままHDDの交換ができますので、電源をいれたまま、買ったHDDを入れて、Cドライブを拡張するといったことができるようになります。
実際に、使ってみました。「Windows2000のRAID(ミラー)の実験」をご覧ください。
Windows98で新しくサポートされた、FAT形式で2GB以上のパーティションが切れるファイルシステム(FAT32)にも対応したようです。
Windows98で使えるが、WindowsNTで使えないという問題があり、共存環境を作っていると、共有領域はFAT16しか使えませんでした。
DVD-ROMのファイルシステム(UDFというそうです)がサポートされますので、DVD-ROMが特別なドライバをインストールしなくてもアクセスできるようになるようです。
Windows95や98でおなじみの「Deflag」のNTFS版がサポートされるようです。
ただし、NTFSでは、先頭から詰め換えしなくても高速化されるので、処理が終了しても使用領域が散在したままなので、気持ちがよくなりません。
つまり、「処理の様子をじっと眺めて気を休める」ということはできません。
ユーザー単位の容量制限をつけることができるので、一つのPCを複数人で使う場合に、特定の人が使いきってしまうことがなくなります。
マルチユーザを志向したOSでありながらこの機能がなかったのが不思議でした。この機能により、特定の人がHDDを占有することはなくなりました。
SFP(System File Protection)がサポートされた
Windowsでは、DLLという共通のファイルをWindowsディレクトリに置くことで、個々の実行ファイルのサイズをコンパクトにする方式になっています。
その欠点として、DLLが変わると、古いDLLで動作していたソフトが動かなくなることがあります。
そのソフト固有のDLLは、そのアプリのディレクトリに収めておけばいいのですが、質の悪いソフトでは、かってに、WindowsディレクトリのDLLを書き換えてしまうものがありました。
SFPは、このような行儀の悪い行為を排除できます。つまり書き換えても、自動的に元に戻す仕組みが働くようです。
具体的には、インストール終了後、以下のダイアログがでて、CDROMの挿入を求めてきます。
CDを入れるだけで、復元してくれます。
電源を入れたままHDDの追加交換ができる
リブートせずに、アンマウントできるようになったので、リブートせずにディスクの交換ができることになります。
テープ以外の装置にバックアップがとれる