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オフラインフォルダの実験

(IntelliMirrorの実験)

Modified: 13 Feb 2000

ネットワーク上のフォルダを、LANから切り離して使おうとすると、ネットワークが切れているので、エラーが出ます。

ネットワーク上のフォルダを、オフラインフォルダとして指定しておくと、自由に読み書きできます。そのファイルは、キャッシュされ、LAN接続されたときサーバに書き戻されます。

ノートPCをLANサーバーとともに使っている人には必須の、究極のブリーフケースとして使えます。


オフラインフォルダとは

サーバー側の設定
クライアント側の設定
オフラインでファイルを作る
LANで接続してみる

追加削除をしてみる


 オフラインフォルダとは

オフラインフォルダとは

サーバーのファイルを、ネットワークから切り離しても編集でき、変更結果は、次に接続したときに同期が取られるという機能を果たすフォルダです。

ファイルをサーバに保存しておき、LAN接続で、ノートPCからそのファイルを編集する使い方をする場合、旅行や出張でノートPCをLANから切り離して使う場合を考えます。

従来は、必要となるファイルをノートPCにコピーして持参し、帰ってきてコピーで戻すという方法でした。この操作を毎回きっちり行えば問題はないのですが、コピー出張が多かったりすると、ついコピーをし忘れたり、実際には変更していたのに変更してないからコピーしなくてもいいと勘違いしたりしますので、両者を同期させるのはとても面倒です。
(実際に経験があると、この不便さが理解できます)

オフラインフォルダを使うと、この同期の操作を自動化できます。LANに接続するだけで、同期をとってくれますので、だまって切り離して旅行や出張してもファイルの編集ができます。帰ってきて、LANに接続すると、接続するだけで、サーバーに書き戻してくれます。

この機能は、一口でいえば、Windows98に備わっていた「ブリーフケース」を使いやすくした機能です。手動式のブリーフケースが、自動式のブリーフケースになったといえます。なお、このオフラインフォルダ機能は、Windows2000 の IntelliMirror という機能の一つとして実現されています。


設定手順概要

オフラインフォルダとして設定したいサーバーのフォルダを定め、そのフォルダを共有します。

Windows2000では、デフォルトでオフラインフォルダになっていますので、特別な設定は不要です。

クライアントから「ネットワークコンピュータ」を開き、サーバのフォルダを指定し、「オフラインフォルダ」として指定します。するとフォルダの同期処理が行われます。

以上で終わりです。以降、LAN接続するだけで自動的にフォルダの同期がとれます。


制限と感想

Windows98でつかえないので、Windows98ユーザにとってはとても残念です。

Windows2000 Server を、クライアントにできないので、サーバー間のフォルダの同期には使えません。

自動に設定しても「同期」ボタン操作が必要です。???


 サーバー側の設定

共有設定をする

実験のため、サーバーのCドライブに、フォルダ("testdir")を作成し、共有設定をします。

srv3.gif (19398 ツバツイツト)


設定を確認する

共有設定にするだけで、特別な設定をしなくてもオフラインフォルダとして使えますが、実際の設定状態を確認してみます。

そして、以下のように、その設定のプロパティを開いてみます。そして、「キャッシュ」ボタンを押します。

srv1.gif (9829 ツバツイツト)

「キャッシュ」ボタンを押すと以下のように、キャッシュするかしないかのほか、「ドキュメントの手動キャッシュ」、「ドキュメントの自動キャッシュ」、「プログラムの自動キャッシュ」の3つが選択できます。

デフォルトの設定です。同期が必要なとき、問い合わせがあります。慣れるまでは、この設定がお勧めです。

まったく自動で実行されます。

プログラムをキャッシュする、リードオンリーのキャッシュです。

ノートPCにはインストールせず、LAN経由でノートPCから起動しているに場合、LANから切り離すと使えなくなります。この指定をしておくとLANから切り離しても使えるようになります。

この実験では、「ドキュメントの自動キャッシュ」を選択しました。

srv2.gif (8241 ツバツイツト)


フォルダ内容を確認

フォルダの内容を見てみます。当然、現在は空っぽです。

srv5.gif (17019 ツバツイツト)


 クライアント側の設定

オフラインフォルダを指定する

クライアントから、共有のフォルダ("testdir")を参照し、以下のように右クリックで、「オフラインで使用する」に設定します。

cla1.gif (33420 ツバツイツト)

atten.gif (960 ツバツイツト) オフラインフォルダに指定しないと、「ネットワークに接続できません」というメッセージが出ます。

オフラインフォルダに指定すると、以下のダイアログが出て、現状で同期が取られます。

cla2.gif (23822 ツバツイツト)

とりあえずファイルはひとつもありませんから見た目の変化はありませんが、準備完了です。

確認のため、フォルダのオプションを確認してみます。

cla6.gif (29812 ツバツイツト)

cla8.gif (19242 ツバツイツト)


 オフラインでファイルを作る

オフラインフォルダに文書を保存する

ノートPCをLANから切り離します。

LANから切り離した状態で、文書を作成し、オフラインフォルダに文書を保存します。

ico.gif (1062 ツバツイツト) のようなアイコンが表示され、オフラインファイルとして保存されていることがわかります。

cla7.gif (25625 ツバツイツト)

オフラインフォルダを覗いてみると、確かに、「文書1.doc」が見えます。

cla9.gif (23985 ツバツイツト)


 LANで接続してみる

LAN接続して起動する

LAN接続して、ノートPC起動すると、以下のダイアログが出ます。「同期」ボタンを押して同期させます。

自動に設定しているので、このダイアログは出ないはずですが、出てしまいます。

off3.gif (20031 ツバツイツト)

サーバ内の内容を確認してみます。

以下は、サーバー内のフォルダ("testdir")です。同期処理が行われ、ノートPCのファイルがサーバにコピーされているのを確認できました。

off2.gif (17022 ツバツイツト)


 追加削除をしてみる

新しいファイルを作り、古いファイルを削除する

ノートPCで、「文書2.doc」という新しいファイルを作り、「文書1.doc」という古いファイルを削除してみました。

off4.gif (22840 ツバツイツト)


同期を取る

LAN接続して、同期を取ってみました。

「文書1.doc」はノートPCで削除されているので、サーバからも削除されました。「文書2.doc」が新しく作られているので、サーバにコピーされています。

off6.gif (17039 ツバツイツト)


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