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WindowsNTとWindows95の違い
Modified: 11 Jul 1998
WindowsNT4.0では、見た目が Windows95 と同じになりました。もちろんNTはネットワークを基本にしたOSです。
しかし、NTを95のように使うことも可能です。特別NTを使わなければならない事情がなくてもNTを使うメリットがあります。
そんな意味で比較してみました。私の生の感想です。
OSの構造が違う
NTは、マイクロカーネルというソフトウエアがハードウエアの上にのって、そのマイクロカーネルの上に、いわゆるNTというOSがのっかってます。
これは、NTをPC以外のハードウエアでも動作させるためにそんな構造になっています。ハードウエアの違いはこのマイクロカーネルで吸収するようです。
そのマイクロカーネルは、HAL (Hardware Abstraction layer) と呼ばれます。
全部32ビットのOS
NTは、100%32ビットのOSです。
Windows95は、DOSやWindows3.1のアプリケーションの動作を保証しつつ機能強化されてきたOSなので、16ビットのソフトがかなり残してあるようです。
PentiumProのように32ビットのソフトウエアを基本に設計されたMPUで効果を発揮します。
安定している(ハングアップしない)
Windows95は、互換性を維持するために、16ビットのソフトウエアが動作するとき保護機構が働かないようになってます。
16ビットのソフトでは、ドライバを作らず、DOSみたいに直接ハードウエアを操作できます。これはある意味では便利ですが、システム保護には問題があります。
NTは、ハードウエアを完全にOSが保護してますから、OSにお伺いをたてることなく操作はできません。また、プログラム間の保護も完全ですから、仮にバグだらけのソフトウエアを走らせても、システムをリブートすることはありません。実際、NTを使い初めてから一度もハングしたためにリブートしたことはありません。
先日、リブートを経験してしまいました。ま、滅多にない、という表現に変えます。(2 Mar 1997)
NTFSをサポートしている
基本的にUNIXと同じファイルシステムになっています。FATの場合一つのディレクトリに500以上ファイルを入れると遅くなりはじめ、1000個も入れると使い物にならなくなるほど極端に遅くなりますが、NTFSでは同じディレクトリにたくさんのファイルがあってもパフォーマンスが極端に遅くなることはありません。
FATの場合、defragというソフトで定期的にファイルの詰め合わせを行わないとファイルがバラバラになり極端に遅くなってきますが、NTFSではファイルが満タン状態でない限りファイルの連続性は、ある程度保たれますので特に必要ありません。
Diskeeper Lite という、NT用のdefragは、
http://www.execsoft.com/
にあります。NTFSとFATの両方をサポートしています。FAT方は是非どうぞ。
セキュリティ情報が書き込めるので、ネットワークから、つまり外からアクセスを許す場合、NTFSにすべきだそうです。
同じPCにWindows95をインストールしている場合、その95から存在すら見えなくなります。でも、ネットワーク経由ならちゃんと見えてアクセスできます。
Windows95のいいところ
- 軽い
私のPCで、NTを使っていて特に重たいとは感じませんが、たまに95に切り替えて動かして見ると、「こきみのいい」レスポンスが体感できます。
- Plug&Playがサポートされている
WindowsNTでは、Plug&Playがサポートされていませんから、カードの増設時にはちょっと苦労することがあります。WindowsNT5.0ではサポートされるそうです。
- メモリが少なくて良い
さすがに8MBでは実用になりませんが、32MB程度あれば特に問題は感じません。載せるソフトウエアにもよるとは思いますが。
NTでは、16MBなんてとんでもない、最低、64MBは必要です。それでも不足を感じたので私は、96MBにしてます。
その他
その他の違いです。
- WindowsNT4.0の操作は、Windows95と基本的には同じですが、「コントロールパネル」で行う設定操作は、まったく異なります。
- WindowsNTでは、必ず、インストール後、ネットワークの設定や、ユーザ登録を行わなくてはなりません。(「NTの最初の設定」を参照)